蒸溜所の個性が出るシングルモルト
モルトとは英語で大麦麦芽という意味です。
大麦麦芽のみを使用したウイスキーをモルトウイスキーといい、単一の蒸留所でつくられたウイスキーをボトリングしたのをシングルモルトといいます。
シングルモルトウイスキーはその蒸溜所の個性があらわれるウイスキーだといわれています。
蒸溜所がこれまでどのような製法で作られてきたのか、蒸溜所のある土地や気候によって特長がはっきり分かれます。
同じ製法を取られても水が違う、保存条件が違う、樽が違うなどでまったく違う味になります。
そして製造方法も蒸溜所によって違います。
麦芽を乾燥させるにはピート(泥炭)を使用しますが、ピートの炊き具合も蒸溜所によって違いますし、使用される設備もそれぞれ違います。
蒸留酒の歴史は古く、15世紀にはスコットランド王が嗜んでいたと言われています。
ウイスキーに対する課税はかつて厳しく、19世紀初頭までウイスキーは重い税を逃れるために密造されていたと言われています。
密造の時代にピートによる麦芽乾燥が始まりました。
スコットランドは決して肥沃な土地とはいえません。
ピートとはやせた土地に冷たい雨風の気候で空気に触れられず長い年月ゆっくり分解されて炭化した土をいいます。
スコットランドがウイスキーの地になったのはウイスキー作りの燃料になるピートが豊富にあったからです。
90年の歴史を持つ老舗信濃屋は酒類を長く扱ってきており、とりわけ蒸留酒には並々ならないこだわりがあります。
信濃屋では大手メーカーのウイスキーだけでなく手作りの少量生産の蒸溜所とも関係を築き、一人一人のお客さんのニーズに合った蒸留酒を提供しています。